スマホを使用する上で、必要不可欠といえるファイルマネージャアプリ。数ある中でも、見やすいUI、高速ブラウジング、そして様々なクラウドと連携可能でPCとのファイル共有も可能な高機能アプリが「Solid Explorer (Trial)」だ。
見やすいUIかつ高速なブラウジング
「Solid Explorer」の動作は非常に軽快で、フォルダ内のファイル一覧の読み込みも高速だ。 特に画像を格納しているフォルダはQuickPicを思わせるストレスフリーな高速描写で、サムネイル一覧として表示される。
快適でわかりやすい操作性
フォルダ一覧はピンチインアウトでフォルダのサイズを変更することも可能なので、見やすい大きさに設定しておくといいだろう。外部メモリ、内部ストレージの切り替えも容易で、左端をスワイプすることで、各デバイスを選択し、アクセス先の変更もスムーズに行うことができる。 フォルダ、ファイルの基本的な操作は、フォルダまたはファイル名をロングタップすると「切り取り」「コピー」「削除」を選択することで可能。「プロパティ」を選択すると、フォルダ内のファイルの属性や使用容量などの情報が一目で把握できる仕様だ。
横画面ではドラッグ&ドロップでの移動も
横画面にすると、2カラム表示される。 左パネルには外部メモリ、右パネルには内部ストレージ表示させ、ドラッグ&ドロップでファイルの移動、コピーが簡単に行えるのもポイントが高い。
各種クラウドとの連携もスムーズに行える
「Solid Explorer」は、様々なクラウドサービスとの連携を簡単に行える点が最大の強みといえる。画面左下の[新規]ボタンから[クラウド接続]を選択し、連携したいクラウドサービスを選択しよう。 今回はDropboxを選択したが、「Solid Explorer」を起動しているスマホですでにDropboxを使用している場合は、面倒なメールアドレスやパスワードの入力といった手間も省くことができる。 Dropbox単体でもファイルの移動・削除はできるものの、コピーやスマホへのエクスポート(外部メモリには可能)など柔軟性にやや欠ける。しかし「Solid Explorer」と連携させることで、内部ストレージへの移動、コピーも可能となり利便性が高まることだろう。
PCとの共有も便利
PCとスマホのファイル共有も非常に簡単な設定で行うことができ、これにはPCとスマホをWi-Fi接続していることが条件となるが、PCとスマホ間のファイルのやりとりにケーブルを繋げる必要がなくなる。 右下メニューから「ファイル共有」を選択し、共有したいフォルダとパスワードを任意で設定。後は「開始」をタップしてサーバのアドレスをPCのエクスプローラーに入力し、設定したパスワードを入力すると連携完了だ。
まとめ
高速ブラウジングが可能で見やすく、クラウドサービスとの連携も便利なファイラー「Solid Explorer」なのだが、トライアル版ということで14日経過後の継続使用には有料(219円)の「Solid Explorer Unlocker」でアンロックが必要となる。 ただし、改善要望などへの対応、機能アップデートも頻繁に行っているようで、サポートはまずまず手厚い。2週間使ってみた相性を他アプリと比べつつ、気に入れば購入してみてはいかがだろうか。