本記事では、PayPayの付与率が上がる条件や自分の付与率を確認する方法、さらにはPayPayを利用すると実際どのくらいのPayPayポイントを得られるのかを解説します。 このPayPayステップの仕組みや、付与率が上がる条件、付与率を確認する方法について解説します。 店頭での支払い(バーコードを提示/QRコードを読み取り)やインターネットでの支払いなど、いずれも原則として付与率は0.5%となります。 この仕組みは「PayPayステップ」というポイントアップサービスによるもの。毎月決められた利用頻度や利用金額を達成すると、翌月の付与率がアップするので、獲得できるPayPayポイントも増えるというわけです。 PayPayステップの条件は、月内での支払い金額や支払い回数、対象サービスの利用等があり、条件は月毎に変更することがあります。毎月同じ条件をクリアしていれば付与率が上がるわけではないので、注意が必要です。 PayPayステップの達成条件は以下の通り。達成条件を満たすと、翌月1日12時〜翌々月1日11時59分まで付与率アップが適用されます。 Yahoo!ショッピング:1回の買い物につき1000円以上 PayPayフリマまたはヤフオク!:1回の購入・落札につき1000円以上 Yahoo!トラベル:1回の予約につき1000円以上 ebookjapan:電子書籍の買い物1回につき300円以上 LOHACO by ASKUL:1回の買い物につき1000円以上 なお、上表①の条件を満たす支払い方法は以下の通りです。
PayPayあと払い PayPay残高 PayPayアプリを介したPayPayカード(旧Yahoo!JAPANカードを含む) PayPayあと払い(一括のみ)
PayPayあと払い PayPay残高 PayPayアプリを介したPayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード含む) PayPayあと払い(一括のみ)
クレジットカード払いはPayPay支払い特典の対象外となっているため、PayPayに登録して支払っても特典としてのPayPayポイントはもらえません。唯一例外となるクレジットカードがPayPayカードです。PayPayの支払い方法にPayPayカードを登録して決済すれば、PayPay支払い特典の対象となります。 また、PayPayカードをPayPayに登録してPayPayで決済すると、PayPayステップの「PayPay支払い」にカウントされます。2022年11月の「300円以上の支払いを50回、かつ5万円以上支払う」という達成条件を満たす上で支払いがカウントされる唯一のクレジットカードでもあります。 PayPayカードを除くクレジットカードでいくら決済してもPayPayの付与率はアップしません。しかし、PayPayカードを持っていれば付与率アップに役立てることもできます。 現時点の決済回数や利用金額も確認できるため、あとどのくらい利用すれば翌月の付与率を上げられるかという目安にもなるはずです。 PayPayステップの達成条件を詳しく知りたい場合は[内訳を見る]をタップしましょう。 また、[対象サービス利用]をタップすれば達成条件となる対象サービスの利用条件を確認できます。 もちろん、PayPayが定期的に実施しているキャンペーンを活用するのも効果的です。PayPayポイントの貯め方については以下の記事でも紹介しています。 PayPayポイントの貯め方ガイド 知っておきたい一気に貯める方法 店舗により付与率は異なりますが、5%付与や10%付与のクーポンも配布されています。PayPayクーポンが配布されている店舗であれば、使わない手はないでしょう。 なお、Yahoo!プレミアム会員とソフトバンクユーザーに向けた限定クーポンも配布しています。限定ユーザーにしかPayPayクーポンを配布していない店舗があったり、一般ユーザーよりも付与率を優遇していたりする場合もあります。 マイナポイントで以下の3つをPayPayで登録すると最大2万円相当のPayPayポイントを受け取ることができます。 すでに第一弾に申し込んでいるユーザーでも、最大1万5000ポイントを受け取れます。マイナポイントの申し込み期限は2023年2月末までです。 マイナポイント申し込み時、マイナポイントを「チャージでもらう」か「支払いでもらう」のどちらかを選択します。 たとえば「チャージでもらう」を選択した場合、PayPayで合計2万円チャージすると、マイナポイントとして5000円相当のPayPayポイントが付与され、合計2万5000円分の支払いに使えるようになります。 なお、マイナンバーカードの申請期限は2022年12月31日までなので、まだ申請していない人は期限に注意してください。 マイナポイント事業とは?(総務省) マイナポイントの登録方法(PayPay) これらの条件を達成するには、相当にハードルが高いと言わざるを得ないでしょう。 そこで手っ取り早く付与率をアップできるのが、PayPayカードです。PayPayカードで支払えば、基本付与率が常時1%となります。 PayPay(ペイペイ)を使うなら「PayPayカード」がおすすめの理由 PayPay決済を導入していない店舗でも、クレジットカード決済さえ対応していればPayPayカードでの決済が可能なのもメリットのひとつ。もちろん支払いに対する1%のPayPayポイント還元も受けられます。 また、PayPayカードをPayPayに新規登録すると「PayPayあと払い」として使うことになり、利用金額を翌月まとめて支払うことができます。PayPayカードはPayPayあと払いを利用できる唯一のクレジットカードでもあるのです。 PayPayカードを支払い方法に登録(PayPayあと払い)するとPayPayステップの付与率0.5〜1.5%が適用されるため、自身のPayPayステップの付与率に応じてPayPayあと払いを利用するかPayPayカードをクレジットカードとして使用するか使い分けるといいでしょう。 PayPayの付与率が0.5%〜1.5%それぞれの場合に、税込1100円(商品価格1000円+消費税10%分の100円)を支払うといくら戻ってくるのかを計算してみました。
付与率0.5%の場合:5円相当のPayPayポイントが付与される 付与率1%の場合:11円相当のPayPayポイントが付与される 付与率1.5%の場合:16円相当のPayPayポイントが付与される
※小数点以下は切り捨て 付与率を上げる条件をひとつ達成しても付与額が5円相当から11円相当に増える程度です。条件を達成する難易度を考えると、無理をして付与率を上げる条件を達成する必要もないかもしれません。 仮に達成条件をクリアしても、翌月に再びクリアできなければ、付与率は元に戻ってしまいます。たとえば以下のようなケースが考えられます。
8月:「1」の条件を達成 9月:付与率が1%にアップするも、「1」または「2」の条件をいずれも達成できず 10月:付与率が0.5%に戻る
つまり、アップした付与率を維持したければPayPayステップの達成条件をクリアし続けなければならないのです。 付与対象となる支払い方法はPayPayあと払い、PayPay残高、PayPayアプリを介したPayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード含む)、PayPayあと払い(一括のみ)です。 なお、ポイント運用やソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOの携帯電話料金、PayPay請求書払いはPayPay支払い特典の対象外です。 キャンペーンにエントリーしたうえで、PayPayあと払い、PayPay残高、PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード含む)のいずれかで決済すると、最大でキャンペーン適用分4%が上乗せされます。