LINEは、世界最大級の通信会社Telefonica(テレフォニカ)とパートナーシップを締結し、Firefox OS向けにLINEアプリの提供を開始した。
まずは欧州・中南米地域からテレフォニカ経由
Firefox OSは、AndroidやiOSに続く「第3のOS」とも称され、2014年度内にはKDDI(au)からFirefox OS搭載端末の販売も見込まれている。またテレフォニカは、ノルウェーのテレノールやドイツテレコム、テレコム・イタリア・モービレなどいくつかのキャリアを介し、8カ国でFirefox OSを順次展開している。 今回の提携により、LINEは第1四半期前半に発売予定のFirefox OS搭載端末にプリインストールされ、スペイン、ベネズエラ、ペルー、コロンビア、ウルグアイ、ブラジル、メキシコのテレフォニカ加入者に独占的に提供される。また、既存のFirefox OSユーザーには、新OSリリースの際にLINEが含まれるという。
これまでもLINEは、iOSやAndroid、Windows Phone以外のプラットフォーム向けにもアプリを広く提供。BlackBerryやNOKIA Asha、また国内向けにはフィーチャーフォン向けにも開発を行っている。また、Windows、Windows 8アプリ、Mac OS X向けのPC版LINEの提供もされており、これに新しくFirefoxが加わることになった。