LINEスタンプに新タイプ「音付きLINEスタンプ」が登場しました。第一弾としてリリースされたのは「しゃべるよしもと芸人」(100コイン=200円)。おなじみの吉本芸人たちが、特徴的なセリフを発します。 この音付きLINEスタンプは、通常のスタンプと同様にトークやタイムラインで使用可能。スタンプにはサウンドマークが表示されており、音が出るスタンプであることが一目で分かるようになっています。送信したスタンプの音声は、一定の条件で自動的に再生されます。また、マナーモードでもスタンプをタップすれば音声が再生されるようになっています。

音声自動再生の条件

気になるのは、自動再生の条件でしょう。この点、自動再生されるのは基本的に「音付きスタンプを受信したトーク画面を開いている場合」のみのようです。つまり、トーク画面上でトークしている相手からスタンプを受信した時に、音声が自動再生されることになります。 もっとも、iPhone 6(iOS 8.1.2、LINE 4.9.0)で確認したところ、相手とのトーク画面を開いたままLINEアプリがバックグラウンドで起動中の場合、プッシュ通知からスタンプを受信したトーク画面を開いた時点で音声が再生されました。Androidでは自動再生されないようです。両OS間の違いが、仕様によるものなのか、iOS版もしくはAndroid版のバグなのかは不明です。 ※まだ上記条件については確認しきれていないので、あくまでも参考に留めておいてください。

音付きLINEスタンプは問題になるかもしれない

LINEは、公式ブログで「賑やかなスタンプでトークをさらに楽しもう♪」としており、音付きスタンプでコミュニーケーションをより充実させようとしているのでしょう。 — 2しだけん5 (@ni_kken) 2015, 1月 22 たしかに、音付きLINEスタンプはトークを盛り上げるのに役立ちそうです。音声があることで、スタンプの効果が高まることは間違いありません。好きなキャラクターやアイドル、声優などの音付きスタンプの需要も小さくないはずです。 しかし、周囲の環境や使い方によっては、音付きLINEスタンプが新たな問題を引き起こしかねないことにも注目しておいた方がよいでしょう。なぜなら、LINEの仕様上、スタンプ受信のみを拒否することはできないため、思わぬ場面で吉本芸人ボイスなどが再生されてしまう可能性があるからです。 張り詰めた職場や静かな図書館などでマナーモードに設定するのを忘れていて、うっかりブラックマヨネーズ小杉の「ヒーハー!!」ボイスを自動再生してしまったような状況を想像すると、それだけで絶望的な気分になれるのではないでしょうか。

今後、LINEトーク時にマナーモード設定や消音設定、イヤホン装着などを強制されているように感じるユーザーが出てくるかもしれません。 — ちとせは2/15はくたか (@moja_moja_love) 2015, 1月 22 — 有 安 ♡ 帆 香 (@mcz517_honoka) 2015, 1月 22 なお、音付きLINEスタンプは、バージョン4.4.0以上のiPhone/Android版LINEに対応。4.4.0未満の場合、音の出ないスタンプが表示されるとのことです。 — ヲカザキ (@fumi_a27) 2015, 1月 22 — みぢゅう@2/11クリープ (@miiix1046) 2015, 1月 22 — おりょう (@masha_chil_love) 2015, 1月 22 — OXygen@Lineスタンプ販売中 (@OXygenAKAmst) 2015, 1月 22 — ちたまロケッツ (@CHITAMA_ROCKETS) 2015, 1月 22