LINEが最新アップデートされ(v3.8.0)、ブラウンの着せかえや絵文字の追加、通知の表示条件やスタイル設定の機能追加などが行われた。なお、アップデート後の起動時に「メール認証」が求められる場合があり、この点についても解説する。 ※iPhone版LINEのv3.8.0、Android版LINEのv3.8.3以降では、1:1トークにおける「ノート」機能もサポートされた。
LINEのトークに「ノート」機能、二人だけの思い出や約束などを残せる
ブラウン着せかえ、絵文字の追加
LINEの友だち一覧・トーク画面・メニューボタンなど全体のデザインを変えられる「着せかえ」機能。第2弾として「ブラウン」のデザインが追加されている。 第1弾の「コニー」の着せかえはピンク調の女性向けデザインだったが、今回は茶色をベースとした落ち着いた雰囲気で、男性やシンプルなデザインが好きなユーザーも使えそうだ。 着せかえは、メインメニュー[その他]→[設定]→[着せかえ]で変更できる。
新しい絵文字46種類、既存の絵文字も刷新
LINEのトーク内で利用できる絵文字に、新しく46個の絵文字が追加された。また、以前からあった絵文字のうち74個のデザインも新しくなり、すべての絵文字が1つだけでも送信できるようになった。 絵文字だけを単独送信するとスタンプよりも少し小さいサイズで表示されるほか、トークの本文中に差し込んだりと、スタンプとはまた違った使い方で楽しめる。
タイムラインでの投稿が手軽に
ホームやタイムラインで新規投稿をする際、従来はまずテキスト用の投稿画面を開き、必要に応じて画像やスタンプを添付するスタイルだった。 今回のアップデートにより、右上の鉛筆ボタンからワンステップで手軽に画像やスタンプを投稿できるようになっている。
通知の表示条件とスタイル設定とは
新着メッセージが届いた時の通知設定の種類が増え、新たに「通知の表示条件」と「スタイル」という項目を設定できるようになっている。 メインメニュー[その他]→[設定]→[通知設定]で[通知ポップアップの表示]を有効にしてから行う。 通知の表示条件では、どんな状態の時に通知を表示させるのかを設定可能。 [常に表示]を選ぶと、どんな動作をしていても表示する。[画面OFF時]は、スマホの画面がOFFになっている時にだけ表示する。 [他のApp使用時]では、LINE以外のアプリを使用している時にだけ表示する。
通知ポップアップの形式が変わる
スタイルでは、文字通りポップアップ表示の形式を選択できる。 [デフォルト]ではこれまで同様、送信者名・内容・送信枠・閉じる/表示ボタンが表示される。 なお、右上に表示される設定ボタンからは、通知設定の画面を開いて設定を変更することも可能だ。 [シンプル]では、送信者名・トーク内容の冒頭だけが表示される。 このポップアップはiPhoneのポップアップに似ているが、表示がしばらくすると消えてしまう。
メール認証とは
PC版LINEやLINE Gameを利用している人、機種変更などでLINEの引き継いだ人などは、LINEにメールアドレスを登録しているだろう。 最新版(v3.8.0以降)LINEではセキュリティが強化され、今回のアップデート後にLINEを起動すると、「メール認証」を求める画面が表示される。 メール認証はいわゆるアカウントの乗っ取りを予防するシステムで、誤って他人のメールアドレスをを登録したり、他人が自分のアドレスを利用してLINEに登録することを防ぐことが可能となる。 ※メール認証を行わず、最新版LINEを起動できるという報告もみられている。
メール認証の手順
アップデート後のLINE起動時に、左のような画面が表示される。 [メール認証]ボタンをタップ。 すると、登録されているメールアドレス宛にLINEからメールが届く。 ここに、認証番号が表示されている。 LINEの画面に戻り、認証番号を入力する(またはメール内のリンクをタップ)。 最後に、[登録する]をタップすれば認証完了となる。 なおメール認証は、LINEアプリのメインメニュー[その他]→[設定]→[アカウント]→[メールアドレス登録]と進んだ画面でも行える。
その他の変更点
上記に加え、下記のような修正が行われている。
トークで一度に送信できる文字数を最大1万文字(これまでは500文字)に増加 機種変更や再インストール時、購入したスタンプのデータが一括ダウンロード可能に 公式アカウントがホーム/タイムラインに投稿した内容をトークにも転送できる機能