本記事では、LINEで共有した写真の画質がどのくらい落ちるのか、トーク・アルバムそれぞれで検証しました。そのうえで、画像の劣化を回避し、元の高画質を維持したままLINEで写真を送る方法を紹介します。 また、オリジナルサイズの画質の共有・保存・選択ができない要因なども解説しているので、参考にしてみてください。 一体どのくらい圧縮されるのか、iPhone XSで撮影した元画像のサイズと、LINEアルバム、LINEトークそれぞれからダウンロードした画像のサイズをざっくり比較してみました。 上記はiPhone XRで保存した際の検証結果ですが、Pixel 3aでも同じ写真を保存したところ、トークから保存した画像は1.51MB、アルバムから保存した画像は1.59MBでした。このように、機種などによっても保存後の画質が異なる場合があるようです。 なお、トークで送信した写真は一定期間経過すると消えますが、アルバムで共有した画像は半永久的に保存されます。一つひとつの画像サイズが大きくなると、サーバーの負担が大きくなってしまうためです。 ただ、拡大すると解像度の低さが目立ちます。プリントしてフォトブックを作成したり、大きい画面に投影したりするなら、なるべく画質を落とさずに共有したいところです。 なお、元サイズのまま画像を送信・保存すると、アップロード時のデータ通信量の消費が通常時よりも多くなります。大量の写真を共有する際は、あらかじめWi-Fiに接続しておくといいでしょう。 ただし、あまりに容量の大きい写真や動画、LINEで編集した写真は、オリジナル画質では送れません。 ダウンロード後に画像サイズを確認したところ、「ORIGINAL」オプションを有効にして送信した画像は、確かに元画像と同じサイズで共有されていました。 デフォルトでは「標準」になっているので、「高画質」にチェックを入れましょう。これで、常に高画質(オリジナルサイズ)で画像が共有されるようになります。 前述の設定で標準モードから高画質モードに変更しておくことで、LINEアルバムに追加する写真の画質も多少改善されます。 ただし、たとえ高画質モードに設定していても、LINEアルバムで共有する限りは必ず圧縮されてしまうので、絶対に画質を落としたくない場合はLINEトークで共有しましょう。 なお、「高画質」で保存したからといって、アルバムに保存できる上限枚数が減るわけではありません。また「高画質」は、「標準」に比べてアップロード時のデータ通信量の消費が多くなるので、Wi-Fiのない環境でたくさんの写真をアルバムに保存する際は「標準」に設定しておくほうが無難です。 6〜7MB程度の画像であれば画質を落とさずに送信できましたが、それ以上のサイズだと前述した2つの方法で送信しても画質が落ちてしまうことがあるようです。 「オリジナル」を選択すれば、元画像と同じ画質でトークに送信できます。
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January 4, 2023 · 1 min · 18 words · Julie Thompson