iOS向けビデオ編集アプリ「Clips」「Tempo」「Fly」「Crop」を開発する米Fly LabsがGoogleに買収されたことに伴い、これまで240円から600円で販売されている同4アプリが無料で提供されています。 過去18カ月で累計300万本ダウンロードされ、2000本以上の編集に利用されたというこれらアプリの機能は、今後「Googleフォト」の機能に組み込まれていく見込みです。
通常600円の「Clips」は、世界で最も簡単なビデオエディタを謳っており、直感的なインターフェイスが特長です。楽曲の挿入や早送り・巻き戻し・スローモーション、テキストスライドの追加、ボイスオーバー機能、ビデオクリップの分割・結合・切り取り編集、4Kビデオ対応など多彩な機能を備えています。
「Tempo」(通常240円)は、動画の速度を変える機能に特化したアプリ。スローモーションやタイムラプス動画の作成に適しています。「Fly」(通常240円)は、App StoreのBest of 2014にも選ばれたアプリで、動画を切り出して分割画面にしたり、動画の中に小窓で動画を挿入するピクチャーインピクチャーも可能です。タテ位置で撮影した動画でも横位置ビデオに編集できる「Crop」も240円→無料になっています。 GoogleあるいはAppleお墨付きアプリでもあり、無料とあればとりあえず入手しておきたいところ。なお、これら無料提供期間は3カ月で、以後はアップデートなどのサポートはおこなわれなくなり、App Storeからもダウンロードできなくなりますが、アプリ自体は永続的に使えるとのこと。