Facebookは、「いいね!ボタン」などの共有ボタンのデザインを一新する。新デザインでは、青い背景に白抜き文字となり、従来よりも目立つ印象だ。 気になるのは、Facebookのシンボルマークである親指アイコンが消えかけている点。いいね!数を表示しないタイプのボタンだと、親指アイコンが「f」に変更されている。Facebookが世界各地で利用されるようになっているため、現地の文化によって異なる意味(侮蔑、わいせつ表現)となる親指を立てるジェスチャー(サムズアップ)をフェードアウトさせていくのかもしれない。 また、昨年に「いいね!ボタン」と統合・廃止されていた「シェアボタン」が表舞台に復活し、簡単に作成できるようになる。「送信ボタン」設定は「シェアボタン」設定に置き換えられる(送信ボタン設定は後方互換性のためだけに残される)。 「いいね!ボタン」と「シェアボタン」を並べて表示するデザインもデフォルトで用意されており、Facebookとしては両ボタンの併用を促していく考えのようだ。 これまでWebサイトにボタンを設置していたユーザは、あらためて設定を行う必要はなく、自動で新デザインが適用される。サイズは変わらない。 Facebookによれば、「いいね!ボタン」と「シェアボタン」は750万サイト以上で毎日220億回も表示されている。先月頃から、新デザインをテストしていたため、目にしたことがある人もいたのではないだろうか。