auの公式Facebookページで10月18日にポストされた投稿「新スマホ、どれが気になる?」では、2012年冬モデルの全10機種に対し、気になるモデルに投票できるようになっている。 11月1日時点で計3,600票以上が集まっているが、今回これを人気ランキングとしてまとめることにした。この冬モデルは、全機種がLTE(800MHz帯)およびテザリングに対応しつつ、それぞれ特徴の立った多彩なラインナップ。どれを買おうか目移りしている人は、ぜひチェックしていただきたい。
「HTC J butterfly」と「Xperia VL」の2強体制
全体の3割以上の票を集め、圧倒的な人気でトップに立ったのが、「HTC J butterfly HTL21」だ。 約5インチのフルHD(1920×1080ピクセル)液晶が強烈なインパクトをもたらしており、写真や動画、ブラウジングなどがいちいち美しい。そして大画面なのに、薄く、軽い。クアッドコアCPU、au冬モデルでは唯一Android 4.1をプリインストールするなど、スペック面で頭ひとつ抜けており、注目が集まるのは当然だろう。 2位に続いたのが、「Sony」が手掛ける初めてのXperiaである「Xperia VL SOL21」。特に目立ってハイスペックというわけではないが、ソニーの音楽技術が結集した「WALKMAN」や、NFCによる他デバイスとの連携、ゲームプラットフォームであるPlayStation Suite対応など、同社の強みを生かしたスマホとなっている。 約120gと軽く、薄さは8.7mm。弧を描くフォルムにより、手にフィットする快適な操作性を実現。デザイン面も秀逸で、冬モデルの人気機種の筆頭だ。得票数は976と、「HTC J butterfly」から400票近く離されているが、今後この差を詰めていくことができるだろうか。
特徴際立つ「G’zOne TYPE-L」、ハイスペックの韓国勢
3位に入ったのは「G’zOne TYPE-L CAL21」。防水・防塵はもちろん、耐衝撃性能や5つのセンサーを搭載するなど、タフに使いこなせる端末となっている。専用アプリのマルチセンサーツール「G’z GEAR」などもよく作りこまれている。「G-SHOCK」との連携も特徴だ。 ずっしりと質感が伝わってくるボディデザインや、背面のディンプル加工によるグリップ感など、好きな人にはたまらない個性を発揮しており、ファンのハートをしっかりと掴んでいるようだ。 また、4位と5位はLG製「Optimus G LGL21」、Samsung製「GALAXY S III Progre SCL21」の韓国勢となった。いずれもハイスペックで完成度の高いモデルとなっており、安定した支持を集めて中位につけている。 特に「Optimus G LGL21」は、クアッドコアCPUに、4.7インチIPS液晶ディスプレイ、2GBのRAMなどを搭載。高速処理を生かした「ながら操作」が行える、新感覚のUIも特徴的だ。 参考記事
au 2012年冬モデル スマートフォン 特徴・スペックまとめ Xperia AXが魅せるSony流「次世代スマートフォン」の形とは
ランキング
※集計は11月1日17時30分の時点とした。 ※各端末のアイコンまたはタイトルをクリックorタップで、各端末の特徴・スペックのページへ。