以上を踏まえて、それぞれのサービスの違いを見ていきましょう。 ただ、ユーザーの好みに合わせてカスタマイズされる一部のプレイリストで、リスト内の楽曲を選んで再生することは可能です。作業中/ワークアウト中にBGMとして流したいときや、特に聴きたい曲が定まっていないときは問題ないですが、目当ての曲だけを聴き続けることができないのが難点です。 個人プランの月額料金は980円です。聴き放題のサブスクリプションとしては標準的な料金設定ですが、プライム会員であればさらに100円安い月額880円または年額8800円の会員限定料金を選べます。 ファミリープランは月額1480円で、プライム会員なら10カ月分の料金で1年間使える年額1万4800円のプランも選択できるようになります。また、学生プランとワンデバイスプランは、プライム登録の有無は関係なくどちらも月額480円です。 プライムは標準以外に音質を選べませんが、アンリミテッドは再生する曲の音質を3つから選ぶことができます。以前はアンリミテッドもHD・Ultra HDは別のサービスとして別途料金がかかっていましたが、現在は追加料金なしで利用できるようになっています。 Ultra HDは、HDよりさらに高音質になります。しかし、iPhoneやAndroid端末は標準で48kHz/24bitしか対応していないため、最高音質で楽しむには、ハイレゾ対応をうたう機材(DACや対応イヤホンなど)を別途用意する必要があります。 またアンリミテッドは、ドルビーアトモスや360 Reality Audioといった立体音響技術を使った3Dオーディオフォーマットにも対応しています。iPhone XS以降など対応の端末やイヤホンを利用することで立体的な空間オーディオを楽しめるのも、プライムとの大きな違いです。 一方でアンリミテッドだけに登録しても、上記のようなサービスは付帯しません。 さらに、プライム・アンリミテッドはどちらも、初回登録者は30日間の無料体験がついています。無料体験中に解約すれば料金も発生しないので、気軽にサービスを試してみましょう。 基本はシャッフル再生のみ可能なので、自分の聴きたい曲をピンポイントで再生できないこともありますが、それでも1億曲の楽曲を楽しめます。プライムビデオやPrime Reading、お急ぎ便が無料で使えるなど、プライム会員のすべてのサービスを受けられるので、お得感は申し分ありません。 音質も標準/HD/Ultra HDの3種類から選べます。ドルビーアトモスや360 Reality Audioといった立体音響技術を使った3Dオーディオフォーマットにも対応しており、ユーザーはより没入感のある多次元的なオーディオ体験を楽しめます。音質やラインアップにこだわりを持っている人なら、最初に選ぶサブスクリプションサービスとしておすすめです。

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