本日、5,000人限定で開始したFeedlyの有料版「Feedly Pro」に早速登録して使ってみたので、簡単にレポートする。
RSSリーダー「Feedly」が有料版「Feedly Pro」の開始を発表、先着5,000名は99ドルで生涯Proユーザになれる
まずはアップグレード
まず、Feedly Proの登録ページにアップグレードボタンがあるのでクリックすると、クレジットカードの登録窓が開く。4ヶ所を漏らさず入力して、青のボタンをクリックする。Caed codeはクレジットカードの裏側に3ケタで記載されていることが多いセキュリティコードのこと。 登録は以上で終了。
Pro機能は4つ、今のところは
1. 検索機能
検索できないのが残念だった
Pro版の目玉は検索機能だろう。筆者がGoogleリーダーからFeedlyに移行したときに機能的に最も残念だったのが、この検索機能の不在だった。 フロー情報として日々、少数のRSSフィードを流し読みしていくだけならば検索機能の必要性は低い。しかし、過去の記事フィードをストック情報として利用したり、大量のフィードを消化したりするようなタイプのユーザにとっては、検索機能の有無は死活問題だったと思われる。
検索できる範囲
現状、検索できるのはフィードタイトルとフィード内テキスト全文。全フィードからの検索、カテゴリページ内の検索、タグページ内の検索、saved for later内の検索などが可能となっている。AND検索もできる。
改善を希望する点
今後改善してほしい箇所が、少なくとも2つある。 特に日本語圏では3文字以上の制約は使い勝手上問題だろう。
2. Evernote連携
Evernoteのノートブックにワンクリックで保存することができる。 以前からEvernoteへの保存は可能だったため、なぜこの機能が強調されるのか意味がよく分からない。と、思っていたら無料版(Standard)ではEvernoteへの保存が不可能になっている(8月5日22時30分現在)。これはよろしくないのではないでしょうか、Feedlyさん?
3. HTTPSプロトコル
無料版よりもセキュアにFeedlyを利用できる。ユーザによってはありがたい機能かもしれない。
4. プレミアムサポート
疑問点を尋ねたり技術的なサポートを受けたい場合、上の画像内の情報を併記してメールを送れば、1営業日以内に返信が来るとのこと。
検索機能を使いたいなら課金しても良いのでは
Feedlyを使うことを前提とすれば、ユーザの中には検索機能を必要とする層が存在する。特に、情報のストック場所としてFeedlyを利用している場合、前述した通り検索は是非とも欲しい機能だろう。 扱う情報量が膨大になりがちなタイプのユーザ層、例えばライターや編集者などの情報産業に関わるユーザ、業界情報を漏らさず押さえたいユーザなどにとっては、検索機能はかなり重要な存在だ。 逆に言えば、検索機能を重視しない人や、今後の追加機能やアップデートが不透明な状態に不安を感じる人、サービスの継続性に疑問を感じる人は、今のところ手を出さないほうが無難かもしれない。