ひと口に漫画アプリと言っても、出版社系のアプリ、IT企業が運営するもの、オリジナルコンテンツに力を入れている独自勢力とそれぞれ特徴があり、どれを選んだらいいか迷ってしまいます。無料で読める範囲や課金システムの違いなども気になるところです。 本記事では、数ある無料マンガアプリの中から、おすすめできる最新版の厳選29本を特徴ごとに紹介。まずは各アプリの仕組みや配信コンテンツなどを比較しつつ、自分に合いそうなアプリで読み始めてみましょう。利用者数によるマンガアプリの人気ランキングも登場します。 マンガアプリの利用ランキングでは「LINEマンガ」が首位。ほぼ同程度の規模で2番手に「ピッコマ」が続きます。次いで「Kindleストア」「少年ジャンプ+」「マガポケ」などがランクインしています。そのほか「コミックシーモア」「マンガBANG!」「ebookjapan」なども人気を集めています。 利用したことのあるマンガアプリは、ここでも「LINEマンガ」が1位に。次いで「ピッコマ」「少年ジャンプ+」「めちゃコミック」「コミックシーモア」の順に続き、前述のインプレス総合研究所の調査結果とさほど相違ない顔ぶれとなっています。 コメントやイラストの投稿といったユーザー参加型サービスや、雑誌風の配信形式をもつサービスなど、それぞれ独自色の強いアプリが顔を揃えています。 それぞれのサービスの違いを一覧で確認してみましょう。 作品の閲覧に必要な「ライフ」は1話ごとに1個消費します。毎日9時と21時に配布されるため、1日最大8話まで読めます。広告視聴などで獲得できる「SPライフ」を使えば、さらに読み進めることも可能です。 更新日に1話ずつ最新話が配信される連載作品や「全巻一気」作品のほか、おまけページの「ちょい足し」や先行配信の「先読み」が読める有料アイテムも用意されています。 毎日7時と19時に配布される「フリーメダル」やキャンペーンで配布される「SPメダル」を上手に使えば、おトクに全巻読破することも可能です。作品によっては24時間で回復する「無料チャージ」が用意されており、毎日1話ずつ読み進めていけます。 作品によって公開範囲が異なりますが、多くは1話〜3話で、最新話〜過去数話分遡って無料で開放されています。各作品を1日1話ずつ読み進められ、毎日0時になると次話が読める仕組みです。一度読んだ話は72時間まで読み返しに対応します。 スクロール形式を「ヨコ読み」から「タテ読み」に、好きなタイミングで切り替えられるのも便利です。また、通知領域が非表示になるフルスクリーン表示は、集中して作品を閲覧するときに重宝します。 さらに定額プラン「GANMA!プレミアム」(月額680円)に登録すれば、オリジナルの完結マンガや毎月更新される出張掲載作品も読み放題になります。 GANMA!オリジナル作品『人形峠』など、原作のほか、アニメや体感型「ムービングコミック」が用意されている作品も。豪華声優陣による視聴型マンガ体験が堪能できます。 無料会員登録すると、コメント以外にも自分の描いたイラストを投稿することができ、作家応援機能も充実しています。メジャーなタイトルにこだわらず、他ジャンルでとにかく新しいマンガを探しているユーザーにはおすすめのアプリです。 マッグガーデン全レーベルの作品など、ボリュームたっぷりの500作品以上を配信。音声付きで楽しめる「ボイスコミック」や「アプリ独占配信作品」といったように、厳選されたマンガが集約されているのが特徴です。 作品ごとに用意されているチケットを使うと1話読むことができ、23時間後にチケットが回復して続きを読めるようになっています。 22時間待てば1話ずつ無料で読めるスタイルで、イベントなどでチャージ時間がさらに短縮されることもあります。 有料のプレミアムコインのほか、デイリーボーナス・ログインボーナスなどのイベント参加で付与されるボーナスコインを使えば先読みも可能。作品の各話に付いているデジタルコンテンツ「スペコン」の閲覧には、各種コインが必要です。 それぞれのサービスの違いは以下のとおりです。 少年ジャンプのレジェンド作品と呼ばれる『ドラゴンボール』や『NARUTO−ナルト−』『銀魂』も配信され、ラインナップも充実。さらに、電子版「週刊少年ジャンプ」は発売日当日に買うことができ、定期購読も可能です。アプリ版で単号購入したジャンプをブラウザ版で読むこともできます。 サブスク電子書籍読み放題サービスおすすめ23アプリ・サイトを比較まとめ【2022年最新版】 毎日更新されるオリジナル作品は、各話初回のみ無料で読むことができ、2回目以降は無料のボーナスコインや有料のコインを使って読む仕組みです。『ドラゴンボール』や『ONE PIECE』といった超有名タイトルは冒頭3話程度を無料公開。少年ジャンプの名作をもう一度読みたい場合に重宝するでしょう。 また、全話無料の「ジャンプルーキー」(投稿)作品も公開されているので、未来のヒット作品をいち早く見つける楽しみもあります。 チケットは作品ごとに異なる時間でチャージされる「作品チケット」と、イベントなどで配布される「プレミアムチケット」の2種類。作品チケット使用後も72時間は読み返すことができます。 アプリ上で『週刊少年マガジン』を含む4誌の定期講読や最新号の単体購入、バックナンバーの購入ができるなど、マガジンファンには嬉しいサービスが搭載されています。なお、雑誌を購入する際は有料のポイント購入が必要です。 どの作品も冒頭話から3話程度までは無料で公開。1話読むためには30MP(マンガポイント)消費しますが、毎日2回、8時と20時に120MPまで回復するため、1日8話分が無料です。 イベントなどで付与される「MP+(マンガポイントプラス)」は、MPだけでは物足りない場合やイッキ読みなどに活用できます。さらに、初回ダウンロード特典として750MP+が付与されるので、25話分を無料で楽しめます。 各作品の冒頭2話~4話程度を無料で公開。毎日6時と21時にチャージされる「FREEコイン」を使って、1日8話分が無料で読める仕組みです。初回ダウンロード時に15話分以上読める無料コインが配布されるので、気になっていた作品をたっぷり楽しむことができます。 さらに、人気声優やマンガ家、アナウンサーなど豪華パーソナリティによるラジオやボイスドラマも配信。マンガだけではない充実したコンテンツも魅力のひとつです。 また、初回ダウンロード特典としてボーナスコイン500枚が付与されます。 雑誌に連載中の作品だけでなく、完結した有名作品、ここでしか読めないオリジナル作品などが豊富に揃います。電子版のマンガ雑誌をアプリ内で定期購入すると、雑誌の発売日に最新号が自動配信され、初回申し込み時に限り初月無料で楽しめます。 「週刊少年ジャンプ」や「ジャンプSQ.」「ウルトラジャンプ」などの最新号が定期購読できるほか、有料コインやボーナスコインでコミックのバックナンバーや単行本を購入することも可能です。デジタル版だけで配信される新シリーズや、定期購読者限定プレゼントなどもぜひチェックしたいところ。 『鬼滅の刃』『NARUTOーナルトー』『僕のヒーローアカデミア』といったメジャーなタイトル、話題のメディア化作品が一通り押さえられ、広告で人気の作品や公式スピンオフ作品も網羅できるなど、とにかく満足度の高いラインナップが魅力のサービスです。 最新話は「ボーナスゴールド」や「ゴールド(有料)」で読むことができ、特定話が初回のみ無料で読める「初回無料」、23時間待てば無料で1話読める「チケット」など、作品を読むための方法が数多く用意されています。 「ボーナスゴールド」は連続ログインや動画視聴などのミッションで獲得可能。ボーナスゴールドを貯めて、気になる作品のイッキ読みなどに活用できます。 ダークな大人向け作品やコメディ、青春ものまで、幅広いジャンルの作品を配信していることも特徴です。ジャンルや年代、キーワードから検索ができ、目的の作品を探しやすい仕組みが整っています。 各作品の冒頭3話程度を無料で公開。チケット対象の話は閲覧後23時間後にチャージされ、いろいろな作品を1話ずつ読める仕組みです。チケットのチャージが待てない時は、「ポイント」や有料の「コイン」を使って読むこともできます。 ポイントは動画を視聴したり、対象作品を読んだりするミッションで入手可能。初回ダウンロード時は、特典として1000ポイント付与されます。 アプリ上で『週刊少年サンデー』を始めとするサンデー系4誌の定期購読もできるほか、人気連載中の作品や絶版になった過去の作品も購入可能です。 無料連載作品が読める「連載」タブは、更新のあった媒体ごとに分けられているのが特徴的です。各作品のサムネイルに更新アイコンもつくので、更新状況がひと目で把握できます。 作品ごとに1話ずつ「チケット」を使って読む方式で、チケットは使用から23時間後にチャージされ、別の話が読めるという仕組みです。他にも、ミッション達成や不定期にプレゼントされる「いつでもチケット」を使うことで、チケットの回復を待たずに続きが読めます。 定期購読は6誌から選べる「DAYSプレミアム」(月額720円)と19誌から選べる「DAYSもっとプレミアム」(月額960円)を用意。初月0円でトライアルができ、単行本や好きな話の購入ができるポイントが毎月付与されます。 また、定期購読を申し込んだ場合、各誌最新号から2号~4号分のバックナンバーを遡って閲覧することも可能です。 小説投稿サイト「小説家になろう」のコミカライズ作品を豊富に掲載。異世界・転生系マンガの最新話をチェックしたい場合には特におすすめです。 7時と21時に回復する「がうポイント」を使って、毎日4話分無料で読み進めていくことができます。通常公開日より前に作品を読むには、イベントなどで獲得できるボーナスポイントや有料コインなどのアイテムが必要になります。 最新エピソードを読んだりアプリを起動させたりする度に貯まる「Fポイント」は、作品の閲覧だけでなく、「Fフェス」などイベントの参加にも活用できます。推しキャラの誕生日をお祝いできたり、オンライン出張編集部に原稿を持ち込みできたりと、ユニークな企画も数多く掲載されています。 それぞれのサービスの違いを一覧で確認してみましょう。 LINEマンガだけで読める「LINEマンガオリジナル」作品は700タイトル以上を掲載。さらに講談社や小学館、集英社といった出版社・レーベルも含めると、約70万点以上に及ぶ圧倒的な作品ラインナップが特徴です。 「毎日無料」対象タイトルは23時間毎に1話ずつ読むことができ、閲覧期限が8日間と長めに設定されています。2時間待てば無料で読める「¥0パス(ゼロパス)」作品があるのも嬉しいポイントです。。また、LINEマンガオリジナルの「インディーズ」カテゴリは一般公募による作品が公開されており、すべて無料で閲覧することができます。 さらにマルチデバイスにも対応。LINEアカウントでログインすれば、スマホやタブレットなど最大3台まで複数デバイスでの閲覧が可能です。 ピッコマ独占・先行配信作品を1500作品以上掲載。フルカラー・縦スクロールでスマホ向けに最適化された「SMARTOON(スマトゥーン)」作品や、ノベル作品が読めるのも大きな特徴です。 アプリのUIは「マンガ」「SMARTOON」「ノベル」でカテゴリ分けされており、目的に応じてワンタップでアクセス可能。ジャンル別やフリーワード検索など、充実の検索機能で読みたい作品を探しやすい仕組みが整っています。レーベルを「マイチャンネル」に登録すれば、登録チャンネルの人気作品が無料で読めるギフト券が毎月プレゼントされます。 5000以上の掲載作品から「恋愛」や「ファンタジー」など、好きなジャンルを選択することで、表示内容もカスタマイズされます。「はじめて読むならこの作品」や「3巻以上無料」といった目を引く特集も多く、作品が雑誌レーベルごとにカテゴライズされていて見やすい印象です。 マンガを読む際のビューワーはタテ読みとヨコ読みを切り替えることができます。1話読み終わるごとに表示される広告もなく、サクサク読み進められるのも嬉しいポイントです。 レンタル作品は28万冊以上、購入できる作品は68万冊以上をラインナップ。ボーイズラブやレディースコミック、サブカルチャーなど少し際どい傾向の作品も目立ちますが、縦スクロール・フルカラーで楽しめる連載作品が多く、文字が読みやすいのも大きな特徴です。 作品のレンタル・購入には会員登録が必須。レンタルするごとにポイント還元が受けられる会員特典のほかに、新作タイトルの値下げや期間限定の無料キャンペーンも随時実施されています。納得したうえでレンタル・購入できる仕組みが魅力です。 『静かなるドン』『東京大学物語』といった往年の名作から、『ザ・ファブル』『外道の歌』『死役所』など話題の新作まで、1万冊以上を掲載。アクションやラブコメ、ダーク系など、ジャンルの偏りの少なさが特徴です。 人気作品や話題の作品が3巻分無料、単行本の期間限定割引といったキャンペーンが随時開催されているのも嬉しいポイントです。 めちゃコミックの「毎日無料連載」では、作品ごとに異なる2種類の無料チャージを用意。「毎日無料¥0」は毎日12時に1話分チャージされ、「毎日無料+¥0」は毎日7時と19時にチャージされます。なお「毎日無料+¥0」は、作品によって1話~4話分とチャージされる話数が異なります。 作品は作家や作品名、雑誌レーベルからだけでなく、「シチュエーション」「人物タイプ」「リレーションシップ(関係性)」など膨大な数のタグから検索が可能です。無料対象外作品でも、第1話~第5話くらいまで無料で読めるタイトルが多く、気になる作品の試し読みにも重宝するでしょう。 それぞれのサービスの違いを一覧で確認してみましょう。 WEBマンガ総選挙ノミネート作品や映画化作品を筆頭に7000作品以上を掲載。チケットやポイントといったアイテムを使わずに完全無料で読めるのが魅力です。 掲載作品は冒頭話から3話程度を随時無料で公開しており、レンタルゲージを消費して1話ずつ読み進める仕組みです。レンタルゲージが回復するまでにかかる時間は最短で23時間。作品によって異なります。レンタルゲージを消費してしまっても、CM視聴で続きを楽しむことができるほか、ミッション達成などで無料チケットが獲得できます。 80以上の雑誌レーベルで連載されている人気・話題作からユーザー投稿作品まで、2万7千作品以上を掲載。「公式マンガ」のタブでは、雑誌レーベルごとにチャンネルが開設されており、それぞれ独自のコンテンツを展開しています。 一部の作品は有料アイテムの「コイン」を使ってギフトを贈ることができ、作家を応援する機能も搭載されています。SNSでも話題に上る新しい作品を発掘し、盛り上げていく楽しさが感じられるサービス内容です。 読み放題の漫画アプリは、チケットやポイントなどをチャージする必要がなく、読みたい作品を好きなだけ読めるのが大きなメリット。読み放題対象作品のラインナップや読み方、作品の探し方などはサービスごとに違いがあります。自分の好きなジャンルを扱っているアプリや使いやすいアプリを選ぶのがポイントです。 それぞれのサービスの違いを一覧で確認してみましょう。今回紹介する読み放題アプリにはどれも初回お試し無料期間があります。一度登録してみて比較検討するのもおすすめです。 漫画を読むには、「Kindle」アプリ内のカタログから読みたい本を検索し、読み放題で読むをタップするだけ。自動で電子書籍のダウンロードが始まり、その後はオフラインで読むことができます。 漫画作品は異世界転生系が多く、『少年エース』をはじめ最新の漫画雑誌も読み放題で楽しめます。また、そのクールに放映されたアニメの原作漫画が期間限定で読み放題に登場するなど、ラインナップの変遷も特徴的です。たとえば2022年秋アニメでは『ぼっち・ざ・ろっく!』『弱虫ペダル』『魔入りました!入間くん』『ポプテピピック』『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』『本好きの下剋上』などが期間限定で読み放題に。流行の作品を追いたいという人にぴったりのサービスです。 「読み放題」のマークがついている作品のアプリで読むをタップするだけで、簡単に読み始められます。ダウンロードも可能。ただし、全巻読み放題の作品は少なく、一部が読み放題の対象で続巻は購入が必要な作品が多くなっています。 ブック放題で主に充実しているのはドロドロ系のレディコミ、ハーレクインなどの女性向けファンタジー漫画といった、女性漫画。特に『Berry’s Fantasy』や『noicomi』などの漫画雑誌が創刊から最新号まで全号アーカイブされている点は注目です。男性向け漫画は古い作品が目立ちますが、一部アニメ化・ドラマ化された作品も読み放題対象になっています。 「TL」「BL」「オトナ」などの成人向け作品が豊富にラインナップされていますが、これらはアプリでは表示されません。Web版でお気に入り登録して本棚に入れておけば、アプリ版でダウンロードして読むことができます。 また、「いいね」を押すことでPayPayポイントが抽選でもらえるなど、ユニークなイベントも開催されています。
2023 29
January 7, 2023 · 1 min · 75 words · Edward Wilson